大切な君へ

たとえば君と居たとき
同じような日々があるとは思えないけれど
それ以上のことを望んでもいいよね
勘違いでなくて
自惚れでもなくて
信じていい何かを得たいと願う
殻に閉じこもるだけじゃない
窓を開けて飛び立とう
いつかの幸福だった日に戻りたいわけじゃない
比べたいんじゃない
新しい希望にしたいだけ
くすんだ空が清々しい感じるまで
きっとあと三歩
戻れない時だからこそ愛おしく
儚さに心奪われる
大切な君へ

たとえば君が隣にいたとき
居場所があるかはわからないけれど
必ずあいているその場所に辿りついてみせる
だから開けておいて
ずっと笑っていて
それだけで何にもかえられない力になる
変わりゆく感情だけに流されているわけじゃない
一時の幸せが悪いとは思えないけれど
君に身を委ねるだけの意志と
君の傍にいるだけの強さを
持つために進んで
一歩一歩踏みしめて
ずっと 一緒に
どこまでいけるかなんて約束なんかしていない
口約束なんて縛るに値しない
だけど君との歩みを示したい
長い道を夢見ながら
大切な君へ

一番伝えたい言葉